【医療保険やがん保険は不要!?論の答え】

今、多くのyoutuberの方々や著名人などで一部「医療保険やがん保険は不要だ」という主張がされているようです。
「入る人は馬鹿だ」とまで煽る方もいるようですね😅

私はインフルエンサーではありませんから、大袈裟な表現をあえて使う必要はありませんし
保険業でもありませんから、保険が売れようが私には関係ありません。

中立的な立場から、書いていきたいと思います🍀

まず、不要論の方の主張は大枠以下の3点です。

1)公的医療保険で、3割負担(一部、1~2割負担)のため不要。
2)高額療養費制度があるから不要
3)会社員であれば、傷病手当金があるから不要

これは意見としては間違っていないと思います。
ただ、これらはそれぞれ落とし穴もありますから、一般化するのは違うかと。
以下、落とし穴
1)かかる医療費が高額になると、自己負担額も増えます。入院治療費以外に、部屋の利用料や食費、交通費、服や日用品の費用等もかかります。また収入も減りますよね。実際に家族ががんになったら、あなたは、今まで通りの仕事ができますか?
2)収入が増えると自己負担限度額も大幅に増額します。治療や入院が長期化するとその分負担も大きく。
3)また傷病手当金についても当然、デメリットはあるわけです。通算1年6カ月を過ぎると貰えないケースも。

(☀️↑ちょっとイメージしにくいですよね!あとで例を挙げますね!)

このように、彼らの主張が決して間違っている訳ではないのですが、何事もその裏返しで
デメリットやリスクも生じているということです。

そもそもですが、統計上、日本人の2人に1人は’がん’になります。

ある研究によると、がん患者は診断後に 40% が離職(うち 4%は解雇)というデータがあります。
また、あなた自身が がんになるだけでなく、家族ががんになった場合をイメージしてください。
もしあなたの家族ががんになったとして、あなたは今まで通りのお仕事を続けられますか?
、、、おそらくは、働き方を変えざるを得ない方が多いのではないでしょうか。

少し話を変えますが
日本では、有名人が亡くなった時に保険の加入が一気に増えたことがあるようです。
これは「当事者意識」によるものと考えています。

みな、思うんですよね。「まさか自分が’がん’になるなんて、、」

風邪を引いた時に、普段健康でいられる ありがたさ が分かるように
大切な人を亡くして、改めて、その大切さや尊さに気付かされたりするように
誰もが「まさか」は、その状態になって初めて痛感する訳です。

有名人の方が、がんになって亡くなったことで、メディアが大きく取り上げ、
おそらく「私もなるかもしれない」という「当事者意識」が芽生えたことにより、きちんと保険に入る方が増えたのでしょう。
(加入した方皆さんが、適切な入り方なのかは分かりませんが。。)

で、
⚠️私が特に気をつけたいと考えているのは、’’女性’’と考えています。
乳がんの生涯罹患リスクを見ると、およそ10人にひとりの女性が生涯で乳がんにかかる統計が出ています。
良いですか、乳がんだけで、10人に1人です。

なぜ乳がんを取り上げたかというと、

その発症’’年齢’’にあります🖊️

30代後半から急増し、45~49歳でおおよそのピークを迎え、その後横ばい。(ざっくり)
30代後半というと、多くの方が、子育てや住宅ローンと格闘している時期であり、独り身の方でも、老後のための貯金や資産形成に励んでいる時期。

この、大切な時期にモロに打撃を受けてしまうからです。
子育てができない、仕事に行けない、治療費はかかる、心も傷つく、家族もケアするために奔走し、、、イメージもしたくないですが、これは簡単に予測できてしまう事ですよね。

ですので私の場合は、特に女性は医療保険やがん保険は、よほどお金持ちの家庭でない限りは、適切なものに加入された方が良いと考えています。

保険は見直しができるよう、また必要な部分に対して、適切に選ぶことが大切。
特定の会社の保険マンは、特定の会社のものしか販売できませんし、
個人的には、ほ○✳︎の窓◉のような所は、お勧めしません。
また、「私は保険を売らないFPです!」と言っている人を最近見かけますが、そもそもFPは保険の営業資格がありませんので、売らないのではなく、売れないのです。。

本当に腕の良い方や信頼できる方、外部からの圧力など受けにくい方、そういった方に各社知り合いがいて
なおかつ
多くの保険会社のほとんどの商品に目を通している人も少ないでしょうし
なおかつ!(しつこい)
資産を長期的に最適化するスキルや知識というのもなかなか難しいでしょうし
だからこそ、一般の方々だけでなく、保険の営業マンの方々も、私のところに ご相談に来てくださるのかなと感じています。

増やすべきところでは増やす。
守るべきところは守る。

大根を切るなら
まな板の上で、包丁を使いますよね。
ですが、意外と多くの方々が、私から見ると
「包丁の上で、一生懸命に、まな板を使って大根を切ろうとしている」のを、よく見かけます。

「なんでそんなことしてるの?」と理由を聞くと
・ネットで調べた
・知り合いに紹介された
・断れなくて
といった理由がほとんど。

要はそれだけ
不要だったり、不向きだったり、解読不明な保険の入り方をされている方が多いという例えです。

=====

結局は、『保険には入らなくてよかったね、保険のために払ったお金が、勿体無かったね。』
という形で、何も病気にならないのがベストと思います。

そして、適切な保険であればですが

掛け捨てた保険料は決して無駄ではありません。
その間、あなたのことをずっと守ってくれている訳です。その安心という目に見えない価値であり、資産を手に入れていると考えることもできますよね。

私は今まで家計診断をさせて頂いた家庭は1,000件を超えます。
統計上は、1,000名の私のお客様は、500名は’がん’になる訳です。

それぞれの方々のライフスタイルや家族関係などに寄り添いますから当然、
私の頭の中には、皆さんの『お顔が浮かぶ』訳です。

皆様のお顔を思い浮かべたら、また大切なお客様を目の前にして
およそ「医療保険に入るなんて馬鹿だ!」とか「がん保険は不要だ!」
なんて、私は、口が裂けても言えませんよ。。。

増やすべき所で増やす。
守るべき所は守る。
現状と歴史を知り、時代の変化にも対応していく。

私の個別相談は常時募集をしている訳ではありませんが、タイミング次第で対応可能ですので
ご希望の方や、診て欲しい方がおられる場合は、気兼ねなくご連絡くださいね😉

ということで、まだまだ暑い日が続きます☀️
どうか皆様、健康第一で、ご自愛ください!

最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ☀️

ありがとうございました😊🍀

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